エコ生活日誌

「未来可能性」の最大化 〜実践と思考の日々

平飼い鶏の「卵かけごはん」イベントに参加しました!

先日、大ナゴヤ大学主催「絶品T.K.Gあり?〜美味しいたまごに込められた想い」に参加しました。会場は「JAあぐりタウンげんきの郷」とげんきの郷から歩いて10分くらいの「たまご屋あさひ」さんの鶏舎です。

げんきの郷のバス停に集合した後、鶏舎を見学。

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代表の菅(すが)さんから養鶏、卵と鶏肉生産のお話をうかがいました。

菅さんの農場ではロードアイランドレッド(F1)と名古屋コーチンを飼育しています。基本平飼いですが、おしりを突(つつ)くことがあるので、突く鶏と突かれる鶏は際のゲージで隔離しているとのこと。おしりに傷が付くと赤い色に反応してか、エスカレートして内臓まで食べられてしまうので、共食いを防ぐために仕方なくゲージを設けているそうです。

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餌は大豆、麦、米、魚粉、エゴマ粕、きな粉、竹の粉、塩、牡蠣殻など色々な飼料を試されており、安全な地元産にこだわっています。

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卵の殻の色は鶏の羽の色と同じ。つまりこの農場の鶏は二種類とも赤い色なので赤卵になります。また米を飼料に入れると中の黄身の色が薄くなるそうです。「たまご屋あさひ」さんの卵の卵黄はうす黄色です。

たまごは糞と同じ穴から出てくるので少し汚れています。基本無精卵(人間の排卵と同じ)で、1日1個以上の卵は産めないそうです。

参加者は鶏舎の中で卵拾いをしたり、鶏を抱かせてもらったりしました。鶏の卵を抱く羽の下はふわふわの羽毛が生えており、とくに温かい感触でした。

 

げんきの郷へ戻り、いよいよ卵がけごはんをいただきます。「あぐりカレッジあすなろ舎」の調理室でスタッフの方がごはんを用意してくれました。

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丼(どんぶり)で2杯、卵がけごはんをいただきました。お土産は6個入りで360円のたまごパック。

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自宅でも夕食に家族と卵がけごはんを食べました。なんとこの日3杯目。

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うす黄色の黄身。わたし的には色の濃い卵黄の方が美味しそうに見えるのですが。

今回はたまご生産者さんの苦労をお聞きし、想いのこもった卵を美味しくいただきました。

マトモな卵は少しくらい高くても当たり前。飼育にこんなにも手間暇をかけて、しかも1日1個なんですから。

 

(おわり)