タンクレストイレが故障!
実家に住みはじめて約10年。築50年以上経つ建物はもちろん、設備にも不具合が出てきました。昨年は汚水ますの水漏れを補修、今年1月はトイレへの給水配管の水漏れ、6月は大雪で変形した軒樋をなんとかDIYで直しました。
実家のトイレは父親が12年前に改装した超バブル仕様。天然木の壁張りに全自動のウォシュレット付きタンクレストイレです。
そのトイレが便器内にチョロチョロ水が出て止まらなくなりました。
ネットで検索してみると、タンク式であればなんとか素人でも対応できそうなのですが、タンクレスタイプは本体がブラックボックス状態で完全にお手上げ。メーカーからメンテナンス業者を派遣してもらいました。
便器内へキメの細かく水流を送るバルブユニット(上の写真)を“丸ごと”交換、となりました。バルブユニットが2万2千円、工賃や諸経費を合わせ3万5千円の出費です。
タンク式トイレユニット(本体)が通販で4万円程度で売られていること、便器の取替えは素人でも条件が良ければ可能なこと、を考えると絶妙な価格設定だと思いました。
今回の教訓としては、「何十年も使用する機器は必ずしも必要でない機能をつけるために複雑な仕組みを持ったものは避けるべき」ということ。
“自動で開く便器の蓋”や“使用後自動で流れる水”は便利だけど無くてもよいものです。後々自分で修理できればお金や資源を無駄遣いしなくて済みます。
(おわり)