HEMSモニターに参加
HEMS(ヘムス)とは「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略。
経済産業省の大規模HEMS情報基盤整備事業で、全国で1万4千世帯のモニター募集が行われました。
昨年12月ごろ、モニター募集を知り申し込み。三重県四日市市の我が家にも今年1月に設置していただきました。機器は分電盤に電力使用量の無線送信装置、Wifi ルーターに無線LANアクセスポイント装置を接続。サービス開始後に端末で電力使用量が確認できるとのことでした。
モニターなので機器は全てタダ。端末もミニタブレットで、すごくお金がかかっていそう。
詳しくは以下を参照。
iエネ コンソーシアムとは2016年度に予定されている「電力の小売全面自由化」に先駆けて、より良い電気の活用法について考えるために誕生した活動体」で約30社の企業で構成されているとのこと。
東海地方はKDDI(株)が管理事業者。愛知県春日井市、三重県桑名市、四日市市周辺でモニターを募集しました。
8月に端末のチェックに来ていただいた業者によると四日市のモニター確保に苦労したとか(結局1000世帯程度しか確保できなかったらしい)。行政や民間からのデータ提供状況も勘案すると、四日市は桑名に比べると格段に環境意識が低いようです。
サービスの開始は端末の不具合もあり、我が家では8月末にやっとスタート。
消費電力の推移が確認できるのは良いが、機器別の電力量が把握できないので分析するには結局、紙の電気代明細を見るしかないという役立たなさ。
表示はコマーシャルの部分がやたら大きく、また行政情報も桑名市のみなのでほとんど使えない。端末は数日に1回立ち上げてすぐに電源を落としている状況です。
福岡県みやま市や神奈川県川崎市中原区では意欲的な業者が高齢者見守りや生活支援サービスを展開。地域によっては有効に活用しているようです。
折角ですので、これからも少しでもエコ生活に活用できるよう、使い道を考えてみようと思います。
(おわり)